東北電力スタジアム
お膝元の仙台は、子会社が仙スタの命名権を取得しましたが、本体は新潟のビッグスワンの命名権を取得ですか。
東北電力は、新潟にかなりの配慮をしているように感じます。巻の原発が住民運動でおしゃかになり、莫大な投資が無駄になったのは数年前。東北電力の端のエリアながら、県単位の人口規模では7県では最も大きいという事情も。無碍にはできない。とはいえ、面積は宮城の1.7倍もあり、効率は相当悪いとは思いますが。2年前の地震被害での復旧費用だってばかにならなかっただろうし。それでもびくともしないのはさすが電力(女川の原発ではいろいろと問題山積しているようですが)。
一方、仙台では、ベガルタの母体ではありながら、「東北には山形にもチームがある」と積極的な支援はしてきませんでしたが、J1とはいえ、新潟のスタジアムの命名権を購入というのは、非常に複雑な気分。地元対策としか思えない。全国に名前を売ったところで地域会社だし。確かに、電力事業の規制緩和で東電や、企業の売電事業などの影響で足元を脅かされている状況ではありますが。
まぁ、「東北電力は新潟もエリアにしてますよ」ということを全国に対してアピールすることが実際の効果なのかも。自分も昔は新潟が東北電力のエリアとは信じられなかったし。
仙台は、電力の本社もあり、様々な経済効果や経済界への協力もあるので、「仙台ばかり」という周辺県からの批判を和らげる目的もあるのかなという気もします。新潟市が政令市になるご祝儀的なものだったりして。
ただ、新潟県民、アルビサポにとっては、自分達の聖地が「東北」を名乗ることにどのような反応があるのか?新潟の人は自分達が東北に帰属しているという意識はないだろうし。北陸からも一歩距離を置き、関東に混ざりたくとも混ざれず、東北というくくりも違和感がありで。。。
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