JT工場跡地はヨーカドー
29日の河北朝刊ででっかくのってましたが、イオンとか複数社で争われていたという11haを超える広大な土地へ進出するのは、ヨーカドーを核とする大型ショッピングセンターになるようです。ヨーカドーは仙台へは泉中央のみで、物流面から2店目を狙っているという話は前から聞いていました。長町のトーキン跡地を狙っていたけど、トーキン跡地は区画整理から除外され、移転取りやめになったため、長町は様子見で、JT跡地を狙ってきたものと思われます。
近くにイオン幸町がありますが、イオンもいやらしくここを狙っていたとか。イオンといっても、本体とイオンモール、三菱商事との合弁であるダイヤモンドシティ、大和ハウス系のロックタウン、最近新会社を設立したイオンスーパーセンターと、チャンネルはいっぱいあるようで、グループ企業同士でも競争しているようです。競合社を牽制する意味もあったかと思いますが、イオンよりもヨーカドーであれば、競争の観点からもまちづくりへの意識からもまだいいでしょう。
ヨーカドーのSC
11.7haの大規模な土地で、名取ダイヤモンドシティよりは敷地面積は狭いものの、地価も高い分上に積み増しして、3層にはなるでしょう。モールに近いタイプか。ヨーカドーは最近ショッピングセンター事業を始めたばかりで、千葉のフクアリの横(蘇我)と、札幌に最近アリオという名称のSCをオープンさせていますが、まだはっきりした色は見えていない。
交通条件
ここは、鶴ヶ谷からの幹線道路が通るところですが、その南側のガス局交差点、さらに南側の坂下交差点は、なるべく通りたくないような渋滞スポットですので、それがさらに物凄いことになりそう。この土地の北側から、安養寺を抜けて台原に至る幹線道路が工事中で、SCオープンまでは開通しそう。なので、南光台や旭が丘あたりも完全に商圏に入れているのでしょう。いま台原の駅を通るその道路はガラガラで走りやすいけど、ここも数年後には渋滞路線になってしまうのか。
なお、このJT跡地は、東仙台や苦竹の駅から10分程度で歩けそうな立地。なので、郊外型ではなく市街地型とはいえそう。その立地面からするとジャスコの純郊外型よりはまだましとは思われます。
2007年に開業するダイヤモンドシティから遅れての開業ですが、都心部への影響が出てくることになるでしょう。どのような商業施設になるのかが興味深い。
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