東宝までも閉館
まさか、ここも閉館かよ!ここが閉館とは中心部の映画環境としてはもう末期症状。
松竹から始まって、日之出、シネアート、東映ときて、最後の砦と思っていた東宝までもが。東宝は設備は古いけど、あれだけの大きな空間で見ることができるのは結構好きだったけどなぁ。
東宝の子会社で映画館経営の三和興行(東京)は2日、JR仙台駅西口の東宝仙台ビル(仙台市青葉区)で経営する劇場「仙台東宝」「仙台東宝2」の2館を、来年2月に閉館することを決めた。複合型映画館(シネマコンプレックス)進出による業績悪化が理由。市中心部で続く映画館閉館の大波は、シンボル的存在だった仙台東宝までものみ込んだ(9/3)。
最初松竹が撤退したときには、「サンモールで場所が悪い」「松竹自体の経営難」とか理由をつけることができたけど、ここまで続くと、構造的に街中では従来型の映画館が成り立たなくなっているのか。面積もとるし、効率の悪さは否めない。もう街中では単館系以外の映画は見れないことに。
これでは、山形や盛岡、福島よりも街中の映画環境が劣ることになるのでは。
他の大都市でもここまでひどいところはなさそう。
福岡とか札幌、横浜では、中心部でシネコンが豊富に出来て、従来型の古い映画館にとって変わっているところがあるけど、仙台では未だ中心部へのシネコン計画はなし。
エンタツ再開発で可能性はあるけど、シネコン入るかどうかは分からない。
映画は文化だと思う。街中での映画環境が良くなることを望むけど、
今後も地価負担の小さい郊外のシネコン計画は目白押し、泉中央や仙台港、名取で話が進んでいるし、先行きは暗いなぁ。
●参考記事
[商業][まちづくり]まちから映画館が消える(3/16)
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