清水建設アウトレット計画公表
大手ゼネコンって、清水建設だったようです。
第1期で床面2万平米80店舗程度、数年後に倍の規模にとの計画でしたが、
万が一、村田町の土地の準備ができなければ、計画は白紙撤回とのこと。
罪作り
まったく、よりによって地方の田舎自治体を食い物にすることはない。
大手ゼネコンなんだから、自分で全てやればいいじゃん。それで成り立たないのであればやらなければいい話。自治体に土地を準備してもらってリスクヘッジですか。
小さな町に夢を見させるなんて罪作りだよ。
土地は他にナンボでも
土地だったら、村田にこだわらなくても名取の臨空都市とか仙台港とか自然破壊しなくてもすむ土地がなんぼでもあるじゃない?土地の賃借料を安く済ませたいからって、自治体にたかって村田に計画を持ちこんだのでしょうか。
アウトレットって知ってるかい?
地元住民のインタビューもなかなかのもんでした。
どうみてもブランド物とは縁遠いおっさん、おばさんにインタビューするなよ!
「近くに店ができて便利になるからいいんじゃない?」って、どうみてもせいぜいしまむらにしか行かないようなおばさんが何も知らずに言ってるんだから、笑ってしまったよ。
「あんたが買うようなものはないですから!残念っ」。
清水建設のやり方
清水建設は、従来は建設工事しか手がけていなかったけど、
99年に初めて横浜のみなとみらいに「ジャックモール」っていう10年限定の暫定商業施設をオープンさせ、運営しています。このプロジェクトを足がかりに、商業施設運営を手がけていくという話を当時聞いていましたが、それが、宮城に飛び火するとは思わなかった。
このジャックモール。はっきり言って成功しているとはいえませんでした。
ランドマークやクイーンズスクエアからちょっと離れた空き地を利用した倉庫のような2階建ての商業施設で、「最初は外資系の専門店を集める」と意気込んでいたようですが、予定していた専門店に次々と抜けられ、その穴埋めにデオデオ(広島の家電店)、コナカ、ライトオン(茨城のファッション店)を入れざるを得なくなりました。最初入っていたルームズトゥーゴーにも数年で抜けられ、結局外資系専門店は、トイザ”ら”スと、スポーツオーソリティ位に。
最近こそ、周辺にみなとみらい線の駅(新高島駅)が出来て、多少は人を集めるようになっていますが、コナカなんて人入っているところをみたことが無かった。電気屋もたまに使っていたけど、いつも閑古鳥鳴いてました。
おそらく、10年のプロジェクトとしては失敗でしょう。よって、この清水建設はそういうショッピングセンター経営のノウハウはあまりないのかと思っています。
そういうところと知らずに、大手ゼネコンだからと無条件に信頼してしまってそうなのが恐ろしい。清水建設といえば、今夏開業のつくばエクスプレスのものすごい手抜き工事で告発されたのが記憶に新しい(コンクリートボロボロの手抜き工事をやらかし、高架橋ほぼやり直し)。
まぁ、おそらく白紙撤回になるでしょうが。。。何だかな~って感じです。
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