村田アウトレットモール続々報
今朝の新聞では、
村田町モール計画 17億円起債に議員反発
宮城県村田町で浮上している東北最大のアウトレットモール出店計画に絡み、町が用地買収や造成のために計画している17億円の起債(借金)について、佐藤洋治町長は14日の町議会特別委員会で、「雇用の創出によって町の活性化を図るのが狙いであり、ぜひ進めていきたい」と述べ、推進の方針をあらためて示した。
起債の許可権を持つ県が「起債は難しい」という見解を示したことなどを受け、議員からは「町の計画は本当に大丈夫なのか」「17億円を借りて30年で返すのであれば(返済額は)30億円になる」などの発言が相次いだ。
これに対し、佐藤町長は「皆さんにご理解をいただいて努力していく」などと答えた。
村田町は約48億7000万円の新年度一般会計当初予算案とは別に、アウトレットモールを後押しするため、宅地造成事業特別会計予算案で17億円の起債を計上。17億円を用地買収や造成に充てた上で、その土地を進出業者に貸す方針を表明しているが、県は「17億円の起債は難しい」との見通しを示している(3/15河北)。
と、アウトレットモールの土地取得・造成費について、昨日宮城県が「起債は認められない」との見解を示し、町議の中でも反対意見があり、「まともな考え方を持つ議員もいるんだな」と思ってたけど、
結局、今日村田町議会は賛成9反対8で推進の意思表示をしました。
「もし起債が無理であっても事業は進める。仙南土地開発公社経由で資金調達を」って町長が夜のニュースで言ってましたが、他の町に相談もなく勝手に進めておいて、”自分の街の事しか考えていない事業”に金を貸して欲しいなんて何言ってんだか。
賛成した町議会議員は、ことの重大性を理解しているとは思えず。万が一出店が実現しても、3年も持たないことになるでしょうに。
この事業の実現性は極めて低いと思ってますが、合併がおしゃかになりそうだから一か八かの町の生き残りを賭けた大博打ってところでしょうか。
そもそも村田は以前から合併には消極的でしたが、水面下であったこの計画を当てにしていたのでしょうか?
その合併ですが、柴田・大河原・村田の3町合併協議会は解散の方向で、3町の議会に諮るとか。なんだかなーって感じ。これまでの議論が、庁舎位置という次元の低い争いでおしゃかですか。一番可哀想なのは振り回された住民ですね。
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