栗駒町臨時職員問題&市町村合併
宮城県栗駒町が栗原郡内の9町村との合併前に臨時職員11人を正職員に採用した問題で、同町を除く9町村長は4日、対応を協議した結果、11人を含む郡内の「長期臨時職員」について、希望があれば新市で臨時職員として雇用するとの方針を固めた。17日に開催する合併協議会で提案し、最終的な結論を決める(2/5河北)。
栗原市のスタートを前にして、ケチがついてしまった感がありますが、新市において臨時職員で採用。落としどころに落ち着いた感があります。
新市で正職員としての採用はありえなかったのでしょうし。
やはり、合併ってことは、行財政の効率化とともに、複数の異なる自治体が一緒にやることによって、悪い慣習が是正されたり、職員にとって刺激となることも大きいと思います。これまで当たり前と思ってズルズルと引きずってきた慣習が、本当に必要なのかどうかを公平に判断する機会として。
合併といえば、金曜日は多くの自治体で合併協議の大詰め段階だったようで、南三陸町の誕生が事実上決まった一方、合併で気仙沼市となる本吉町と、あぶくま市となる丸森町で、合併が破談しそうです。
丸森町については、町長が以前から合併に否定的な発言を繰り返しており、住民アンケートについても賛否が拮抗しているのにもかかわらず、「しめた」とばかりに合併の中止を表明しました。
本吉町についても、合併関連議案が僅差で否決されましたが、感情論で判断して町の将来像を冷静に見れていない面があるなぁと思います。どこも同じとところがありますが。
土壇場で合併が暗礁に乗り上げても、新石巻市や大崎市のように難産の末最後までこぎつけたところもあるので、どうなることやら。。。
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