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2005年2月28日 (月)

二高共学化延期決定



 流れは決まってましたが、25日の県教委の会議で正式決定しました。


「苦渋の決断」「他校の延期は認めない」「二高は例外。延期は一年だけ」とのことで、これも県教委としては精一杯の抵抗でしょう。議会は行政よりも強いので、抵抗はできないと。中二女子で二高志望者は可哀想だけど、一女に向けて頑張ってくださいというしかない。「大人たちの都合で、こういうこともあるんだよ」っていう教訓を得たでしょう。



 決まったことにどうこういっても仕方ないので、今後の話。


学区制が維持されることを前提に、


2008年度から二高が共学化される際には、一女の共学化も同時にやるべき。



というのは、もし2007年度から二高が共学化されていた場合、女子の選択肢は広がったが、その分男子の定員にしわ寄せがきていたはず。
二高の男子定員320人から、共学化されたら約200人が男子、約100人が女子という2:1程度のバランスになることが予想されますが、そうすると、北学区の男子の定員が事実上約100人減るということになります。北学区普通校はこれまで男子高3校(二高、三高、塩釜)、女子高2高(一女、塩女)と女子不利でしたが、そのぶん女子は、これまで南学区への越境出願で優遇措置がありました。
それが形上は男子高も女子高も2校ずつになるのに、越境出願の特例が男子に認められないと、タダでさえ過酷な北学区男子の公立校受験が、さらに厳しいものになってしまいます。

 ホンネとしては、この二高共学化一年凍結を期に、学区制も含めた改革案の議論を行うべきだと思います。このままでは、南北学区間の生徒数、レベルの差が激しくなりすぎ、共学化を行うだけで学区をこのまま放置することは、それこそ重大な問題を引き起こすと感じます。


そこを知らん振りしてはいけないよ>浅野知事。どう考えても学区制が作られた35年前と状況は一変している。仙台がまだ50万都市だった時代の遺物だよ。



 今回の二高共学化問題の核心にある、「共学のトップクラスの進学校の選択肢を提供すべき」という問題提起に対して、「共学はなんぼでもある。共学進学校に行きたい連中は向山、南、舘山に行けばいいじゃないか。あえて数少ない別学伝統校を潰すな」というような発言を別学維持派は行ってきました。

 一方、二高共学化反対派代表のヒトは、「男子高である二高に入りたい男子中学生の気持ちを考えろ」ということ言ってましたが、「進学校の男子校に入りたければ三高があるじゃない」という反論ができませんか?
同じ男子高の進学校であるし、上の例ほどの違いはないと思うのです。
学区トップである二高でないと意味がないという再反論があるのでしょうが。だったら、共学の進学校行きたい子も同じ。矛盾一杯です。

 結局、反対派は自分達のことしか考えてないのだろうな。



 そもそも、二者択一で、別学を全部残すか、全部共学化するか?という結論は不毛だと思います。


 最後に、宮城ってこれまで勉強すればするほど、別学校に行かざるを得なくなる。


これって勉強するモチベーションがなくなるよ(別学伝統校の校風に魅力を感じる生徒は別だけど)。


結局、学校の進路指導は偏差値で輪切りだもんね。


例えば、一女を楽に受けれる学力があっても、女子高は嫌で共学選んで舘山行ったら、「一女行けたけど。。。」なんて言い訳は誰も認めてくれない。学歴で判断されてしまう。だったら我慢して一女行くしかないし、中学の進路指導でも上の学校行かせるでしょう。



 だから、別学・共学両方の選択肢は絶対必要だと思う。別に一部の別学が残ってもいいから、トップクラスの共学進学校という選択肢を提供することが必須。とにかく、こういう議論にも中身のあるポリシーがあればいいんだけど、


  別学維持派は「一律共学化の反対!=ホンネは全ての別学を残せ」


それに対して、例外を認めるとなし崩しで反対運動が盛り上がる恐れがあるので、  


  県教委は「例外なき一律共学化!」



 原則論だけで、両方とも意固地になっていませんか?


この二高共学化凍結を良い機会として、個別校のエゴを排除した全体の立場から、


バランスの良い選択ができる、一部共学化を進めることが最も適していると思います。


その方が、後々子供達にとっても、OBにとってもいい結果になると思うのだが。



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