山形県知事選
みごとに現職で4選を狙った高橋知事が落ちました。
やはり、全国的に多選批判、高齢批判の流れがあり、山形県民も変化を望んだのでしょう。周辺県では、宮城の浅野、岩手の増田、秋田の寺田、新潟の泉田と、若手の県庁出身ではない外様改革派知事(一部改革倒れの方もいますが)が揃っており、福島も風前の灯火ですから、これは起こるべくして起こった結果なのでしょう。
高橋知事は、昨年11月に、「楽天2軍山形誘致」をトップダウンで熱心に進め、
見事誘致に成功しました。彼は昔からモンテディオサポからは「野球バカ」として不評で、昔からよくいる野球親父のようです(某仙台大手銀行の頭取にも通じる匂い)。
本人は、この二軍誘致を成功させ「4選は安泰」と思っていた節があったようですが、
県民にとっては、県野球場や、天童の運動公園改修に「ポン」と気前良く数億円を支出するような、土建行政に嫌気がさしたというマイナス面があり、二軍誘致は必ずしもプラスには働かなかったのか。
知事は東北大出身で、仙台に対してはそれほど対抗意識はなかった印象で、
最近の仙山圏連携にも貢献していた印象があります。
新しい知事になって、この流れが途切れないことを祈りますが。
で、
23日投開票が行われた山形県知事選で、4選を目指した高橋和雄知事(74)が落選したのを受けて、「高橋知事の似顔絵入り観光ポスターをどうしようか」と関係者がささやきあっている(1/25河北)。
そいえば、こんなポスター作るって昨年聞いたなぁ。
宮城・山形の両知事が仲良くポスターに似顔絵で納まっています。
剥がすのはもったいないから、別に使えばいいじゃんと思いますが、
使うも剥がすも新しい知事の考え一つで、方針が決まるからねぇ。
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