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2004年10月18日 (月)

交通インフラの連携利用



 引き続き、東北地方の連携についてについてですが、これまでは、各県毎の対抗意識が強く、空港や新幹線、高速道路などを各県毎に欲しがるなど、必ずしも効率的とはいえないことが行われてきました。



 例えば、空港についても国際線は仙台空港に集約すればかなりの便数が確保されるのにも関わらず、ソウル便などは、青森、秋田、福島が争って開設しているが、どこも苦戦しています。特に秋田空港は低搭乗率にあえぎ、路線存続のために県がかなりの補助を行っている。


(青森は地理的条件や仙台との距離もあるから意義もあるけど、秋田、福島は?)。



 また、山形空港では、山形新幹線の整備により、東京便がたった一日1便まで減便され、存続の危機がここ数年続いている。そのたびに、空港を管理する山形県が赤字補助や、搭乗者への補助金などで”死に物狂い”の存続活動を行っているが、


非常にナンセンスなことと思わざるを得ない。


国際線であるまいし、日帰りもできない一日1便の空路にあわせて東京に行くやつなんているかよ!。羽田空港を経由して、全国の空港とつながっているという意義が大きいと言ってるが、なくなっても、影響は小さいよね。



 山形県民は、「山形新幹線が便利」と一時間に一本ある新幹線を選択しており、指定席も取りにくい状態が続いている。競争面から東京への交通機関を複数確保したいという意図、山形空港自体の存続の危機というのはわかるが、この本数、利用状況であれば、東京線は廃止し、山形新幹線へ一本化、残っている名古屋、大阪線は仙台空港へ集約した方が利用者にとっても便利になるだろうね。



 現在でも、山交と宮交の共同運航により、山形駅から仙台空港への直通バスが一日8便、所要時間90分で運行されているなど、山形空港の利便性の低さを、民間のバスがカバーしていますが、最近山形県も、それを認識しつつあるのか、仙台空港アクセス鉄道への出資の決断を表明しているし。




そのためには、



仙台空港を東北の玄関口に



 現在仙台空港アクセス鉄道が、2007年3月の開業を目標に宮城県を中心とした第三セクター方式での建設が進められています。


この鉄道の整備によって、仙台都心からの所要時間が約20分と半減し、近県からのアクセスについても、山形方面からは仙山線を経由しての直通快速の運行が検討され、福島や北東北各県からも、新幹線を経由しての時間が確実な交通機関を利用できるメリットが生じるでしょう。



 よって、このプロジェクトにあたっては、宮城県が山形、岩手など恩恵を受ける周辺県に、第三セクター会社への出資をお願いしていたが、まず、山形県からの5000万円の出資が見込まれているようです。



 この鉄道の整備による、空港利用圏の拡大により、まず、東北地方の基幹空港としての認識や位置づけが高まる。具体的には、路線数や運行数の増加が見込まれる。


特に国際線は、2001年からの9.11テロやSARSの影響から、利用低迷、路線休止が相次いだ。ホノルル線を筆頭に、香港、シンガポール線が撤退していたが、その後遺症もようやく落ち着き、空港アクセス鉄道整備を踏まえた期待感からか、着実にチャーター便で実績を積み重ねてきた台北線が9月に開設され、バンコク線も航空交渉により、就航が見込まれている。


 以前撤退したホノルル、香港線についても、チャーター便による運行が増えつつあり、定期便再開の機会をうかがっているようです。



 仙台空港の国際定期便が充実するにつれて、東北地方の住民は、これまで成田経由での出国を余儀なくされていた国への旅行が、身近で出国手続きのストレスも少ない仙台空港経由で出かけることができるようになる。


地方空港であり、


・旅行には荷物が多い


・仙台空港へは高速道路が整備されている


・駐車場も安いこと


などから、自家用車を空港アクセスに使う人も多く、「アクセス鉄道不要論」もあるが、そのような人にとっても、アクセス鉄道の整備が空港の利便性向上に結びつくことから、間接的に受けるメリットは大きくなります。



 東北地方は、新幹線が発達しており、東京へ飛行機の便がない空港が多いです。
花巻空港、仙台空港は新幹線開業によって羽田線が廃止され、福島空港は開港当時から、羽田線はありません。

 秋田空港、三沢空港は、新幹線の延伸により、空と陸との競争状態にあります。
青森空港はANAを引き継いで就航したSKYMARKが低搭乗率を理由にたった半年で撤退し、さらに2012年に予定されている新幹線の延伸により、さらに厳しい状況が予想されます。
 対東京で空が好調なのは、庄内空港のみです(秋田も互角にはりあっていますが)。 

 よって、東京との行き来が飛行機がメインである、九州、北海道と比較して、
東北地方の住民が飛行機に乗りなれておらず、飛行機に乗ったことのない人もざらにいます(驚)。
習慣がないことから、海外旅行に行くという人も少ないです。(海外への出国率も、他地域と比較してかなり低いというデータが出ています)。


このように、航空需要がそれほど大きくないことから、少ない需要を取り合いするのでなく、特に国際線に関しては仙台への集約による、施設や路線整備の上で、需要の掘り起こし、利用促進の運動が有効であると思っています。


 もちろん、仙台空港だけがいいとこ取りと思われないように、


各県での役割分担が大前提。


例えばソウル便やロシア方面などは、青森空港の利用価値は高い。


国内線も含めて、仙台空港から入って、観光しながら青森まで陸路で移動し、青森空港から出るという広域観光ルートの構築を行うことも考えられるね。


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