2022年11月11日 (金)

ヤマダ「テックライフセレクト」あすと長町にオープン その2

令和4年11月3日に,注目の中オープンした,ヤマダデンキ「テックライフセレクト」仙台あすと長町店。

前回記事

ヤマダ「テックライフセレクト」あすと長町にオープン その1(11/7)

オープン後の大盛況の週末が過ぎ,一旦落ち着いた平日でしたが,また12日土曜日からオープンセール第二弾が始まるものと思われます。

売場レポート

 11月3日と5日の2日間にわたり,店内を回ってみました。

 1階から3階にわたり展開されている売場ですが,ヨドバシ仙台のように高い棚がそれほどないので(おもちゃ売り場除く),比較的向こう側が見渡せ,どこに何が売っているのかが把握しやすい売り場に感じました。

フロア構成と配置は以下の通り 

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1階はザ家電店

 目玉のスマホ・PCが入り口側で,奥側が大型テレビなどのAV売場が広がっています。

油断すると,各スマホキャリアの派遣スタッフから勧誘の声掛けが凄まじく,各社かなり力が入っていました。

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PCコーナー近くには,ゲーミングPCやチェアの特設コーナーもあったり,ヤマダデンキとしても,来春のヨドバシ新ビルオープンに向けたフラッグシップ店舗として,かなり研究を重ねて開店にこぎつけたことが伺える売場づくりでした。

2階は生活家電を中心としたフロア

 関連した生活雑貨やダイニングセット,リフォーム関係が展開されていました。

ずらっと並ぶエアコンは壮観でしたが,他の大型店並みの品揃え。冷蔵庫や洗濯機などの方が他店と比べた品ぞろえの良さを感じました。

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 家電はそれほど頻繁に見に行くことはなくとも,ニトリにあるような生活雑貨が並ぶコーナーがあるのは,近所の住民にとっては普段使いができ,助かる品揃えです。フライパンは地域一番をアピールしていました。

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手前側の目立つところには,大塚家具プロデュースのダイニングセットがズラリと。キッチン繋がりで,3階の家具フロアとは離れて設けられました。その隣には,リフォームコーナーで,ユニットバスやIHクッキングヒーターなどが並んでいます。

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なお,自転車売場に期待していましたが,高額の電動自転車中心で,電動以外はママチャリなどが1列あるのみ。パーツはそれなりにあります。

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3階は大塚家具&充実の玩具・ホビー売場

 何といっても,目玉としてはこの大塚家具の復活はニュースバリューあり。
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 単なる大型家電店としてではなく,生活をまるごと提供する店舗「Tecc Life Select」として,系列に入った大塚家具も同居させたのはヨドバシなど他店と差別化できますね。価格帯はやはり10万円超が基本でウインドーショッピング中心になりますが,仙台駅付近にあった旧店舗は名前の記入が必要という敷居の高さで入ったことさえもありませんでしたが,それに比べて敷居が低く,気軽に見て回ることができるのは,相乗効果があるのでは。

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一方,玩具・ゲーム・ホビー売場は,大画面でゲームが体験できるブースや豊富な品揃えの売り場で,常に子供達を中心に賑わいそうで,実際夜遅くでも混雑していました。家族連れできても,子供にこのフロアで待っていてもらい,家電などの相談・買い物をすることができるのは,複合型店舗ならではのメリットが。

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店舗入り口には,24時間受け取りロッカー

 この店舗の売りとして,売り場とネット通販の融合が進んだ点があります。他店舗でも実施していたけれど,売場の値札をスマホで読み取るとネットでの価格も表示され注文可能になる点や,ネットで注文した商品の受け取りが可能であることなどで,特にこの24時間受け取り可能ロッカーは近場住民としては使い勝手が良さそう。11月14日から稼働のようです。

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あすと長町への波及効果

 仙台市の南部拠点であるあすと長町ですが,これまでは

スーパー+ドラッグストア+タワーマンション群

というベッドタウン的なイメージが強くかったところ。

 加えて,対外的な集客を見込める施設としては,IKEA仙台を筆頭に,イベント開催時はゼビオアリーナ仙台(+杜の広場)・PIT仙台と,ちょっと性質が異なる仙台市立病院という構成でしたが,これにヤマダの大規模店舗が加わりました。

 先週末に気づいたのは,あすと長町大通り線を歩く人たちの多さ。近所の住民が多いにしても,長町駅からこのヤマダデンキまでの人の流れも相当あり,IKEAも普段の休日と比較して混んでいる印象が。ヤマダデンキの袋を持った人もおり,ハシゴ客も一定数いたのかなと。

 あすと長町は南北に長いせいか,クルマや自転車頼みになり,歩きでの回遊性に弱いところがありましたが,ここにヤマダがオープンすることで,JR・地下鉄長町駅からIKEAとヤマダを回遊し,JR太子堂駅から帰るというルートも構築できるなど,あすと長町全体としての賑わいづくりが見込めるのでは。大規模な複合店舗という話題性もあり,しばらくは週末を中心とした混雑が続きそうです。

 なお,ヨドバシ仙台という敵なしの家電店が仙台駅東口に立地し,さらに来春新ビルをオープンさせる状況に対し,あすと長町に出店したこのヤマダは人口稠密な長町エリアを中心に太白区以南をターゲットとした広域型フラッグシップ店舗として,クルマでも電車でも自転車でもというバランスの良さを売りに,まず郊外でのライバル ケーズデンキにプレッシャーをかけ,ヨドバシとは形としては対抗するそぶりながらも勝ち目はないので棲み分けすることを目指しているのかなと。

 太白区の中心であるこのエリアは人口稠密エリアながらも,長町南の電撃倉庫閉店後の10年以上は家電量販店空白地帯だっただけに,鈎取や4号バイパス方面の郊外型店舗や仙台駅前ヨドバシに流れていた潜在的需要は大きいものと思われ,この店舗は成功して欲しいと切に願います。

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2022年11月 7日 (月)

ヤマダ「テックライフセレクト」あすと長町にオープン その1

先週,オープン前の記事を投稿しましたが,あすと長町にとってIKEAに続く大型専門店として,ヤマダデンキの「TECC LIFE SELECT仙台あすと長町店」が,11月3日にオープンしました。

あすと長町の近況(R4.10)ヤマダデンキオープンとアオキ跡地工事開始(10/29)

プレスリリースと店舗概要

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プレスリリース

 

敷地面積 約16,000平米
売場面積 14,876平米(立地法届出では13,226平米)
フロア 1~3階
品揃え 家電製品,家具,玩具,生活雑貨,時計,リフォーム等,約20,000アイテム
駐車場 860台(立地法届出では703台)
年商目標 100億円
最寄駅 JR太子堂駅徒歩6分,JR・地下鉄長町駅徒歩9分

 売り場面積は,対抗するヨドバシが来春にオープンさせる新店舗には抜かれるものの,現在の第二ビルの仮店舗の約1.2倍のダイナミックな規模。3層というのもヨドバシ第二ビルと同じで,感覚的にショッピングモール同様縦の位置を把握しやすく丁度良いかと。

 まぁ,売り場面積は家具や玩具売場を含めてなので,純粋な家電部分は半分程度と現ヨドバシ第二ビルよりは小さいにしても,来店目的として,家電オンリーではなく,家具や雑貨などもまとめてウインドーショッピングすることができることで,滞在時間も増えるし目的がなくてもついつい寄ってしまいそうな店舗です。また,おもちゃやゲームの品ぞろえなど子供にとっても夢のような空間が(親にとっては悪夢か)。

 あすと長町の郊外拠点の立地条件から,クルマや近隣住民の徒歩・自転車での来店が多いと見込まれけれど,鉄道利用者にとっても駅前ではないけれど普通に歩けるこの距離感はちょうど良いのかな。

 敷地面積と売り場面積は,近隣のIKEA仙台より一回り小さく,逆に駐車場は多く確保しています。

オープン日は大行列が

 Twitterに投稿のとおり,文化の日で祝日の11月3日のオープン時には,想像以上の注目度で,民放ニュースによると4千人が並んだとか。

10時のオープンには間に合わない位の時間に歩いて向かったのですが,次々とヤマダ目当てと思われる家族連れの自転車に抜かれ,また歩行者も明らかに多かったにせよ,すぐに店内に入れると思っていた自分が甘かった。。。

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 駐輪場も,立駐の1階も行列の待機場として使用しているほどで,とてもすぐに店内に入れるとは思えない大混雑ぶり。

行列整理も正直混乱していて,限定品の列と店内入場の列の区別が良く分からない。これでは,すくなくとも入るのに1時間はかかりそうと判断し,一時撤退。

 また,オープンチラシでは,クルマは

「あすと長町大通を南下し,やまやとヤマダの間の交差点を右折し,敷地北側から入場」

 と案内していましたが,その北側入り口は出口専用で入れない!その車は敷地の3方をぐるっと回って,あすと長町大通北行車線から入らざるを得ず,住宅地の道路を埋め尽くしていることや,歩行者の多さで店舗敷地にクルマが入れないなど,大混乱していました。

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巨大なフロアは3層・駐車場は6層

 店舗棟と駐車場棟の接続連絡通路は駐車場3階から店舗2階へ。シャワー効果による回遊性を考えると,店舗3階と駐車場5階を繋げた方が良かったのではと。

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残念だったのは,駐車場棟から店舗棟へは階段が必須の作りである点。従業員が手伝いますとの掲示があったけれど,

基本的には大物も1階経由でEVでクルマに積み込むことになり,せっかくの店舗と立駐の接続が中途半端。モールパート2のように駐車場棟との間にスロープがあると良かったかな。

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夜に初入店

 20時過ぎではさすがに渋滞もなくあっさり敷地に入ることができ,店舗目の前の平面駐車場に停めることができました。

そうはいっても,店舗内はこの時間とは思えない人の多さ!昼間の大混雑で,近場の人はこの閉店間際の時間を狙って来店したのかな。

 店内レポートは次回に続きます。

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2022年10月29日 (土)

あすと長町の近況(R4.10)ヤマダデンキオープンとアオキ跡地工事開始

 ネタがなくてひと月超空きましたが,あすと長町は街路樹の紅葉が始まり,すっかり秋めいてきました。

 地区内での動きといえば,年末商戦と厳冬期のエアコン商戦を前に11月3日にオープンする「ヤマダデンキテックライフセレクト仙台あすと長町店」

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過去記事

あすと長町の近況(R4.7)(7/24)

あすと長町の近況(R4.1)(1/30)

ヤマダ電機あすと長町店建設中!(2021/11/28) 

ヤマダ電機 あすと長町進出へ(2019/7/13)

 今年の12月25日に,土地購入後たな晒し状態で10周年を迎える長町駅東口のイオンタウン予定地(13街区・17街区)を横目に,あすと長町内では,長町駅前のIKEAに続く巨大専門店がオープンします。

 地区北側には,杜の広場を取り囲むゼビオアリーナ仙台&仙台市立病院,地区中央の長町駅前にはIKEA仙台,そして地区南側の太子堂駅付近エリアにこのヤマダデンキと,バランス良く核となる集客施設が配置されることに。

 近年はタワマン群と郊外型低層店舗などが集積するベッドタウン的なイメージが強くなっていましたが,地区外からの集客が見込める施設のオープンは,仙台市の南部拠点としては望ましいもの(もはや副都心とは恥ずかしくて言えない)。

 積水ハウスが購入した土地がヤマダデンキに転売された形でしたが,西側の分譲マンション&賃貸アパート活用の状況を見るにつれ,最終的にこのような大区画での活用になって良かったと改めて。

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店舗面積:13,226平米(店舗は1~3階,4階はバックヤード)

駐車場 :703台(店舗東側平面及び5層立体駐車場)

強烈なCM

 自分はyoutubeで知っただけで,生でTVCMとしては見たことはないですが,宮城県内にとどまらず岩手県でも流しているようで,中々強烈なCM!。耳に残ります。

youtu.be/FWLZWGXks1k

 「日本最大級のサービス」という突っ込みどころ満載の表現を使っていますが,画面下に「国内ヤマダデンキテックライフセレクト店舗において」と注釈を入れています。ヤマダデンキとして近年展開しているインテリアとの複合店舗としては最大級とのことか。しかし,JARO案件じゃ。

 店舗面積だけで比較すると,LABI仙台はもちろん,ヨドバシカメラ仙台店の第二ビル仮店舗よりも大きく,横長の3フロアでかなりの規模感です。

 ヤマダデンキとして,他店の実績を見ると正式な出店プレスリリースは通例オープン直前になるようで,週明けに概要が発表されるのかな。

 事前チラシによると,「家電」,「家具・インテリア」,「おもちゃ・ゲーム」,「生活雑貨」,「リフォーム」,そして,「自転車」の取り扱いがあるようです。

 現ヨドバシ仙台と比較すると,家具・インテリアと自転車(最近売り場から撤去)が強みか。来春オープンの新店舗の構成は分からないが。

大塚家具再出店!

 その目玉の家具・インテリア。県内のヤマダデンキの店舗では,泉本店でインテリアを取り扱っていますがそれ以上の位置づけで,子会社化した大塚家具とのコラボでインテリア売り場を構成するようです。

 大塚家具は,仙台駅前アエル北側の再開発ビルへの入居を前提に念願の仙台出店を果たした経緯がありましたが,親子ゲンカでブランド価値が棄損する中で経営再建のため,そのソララビルに入居した店舗を閉店させ,仙台からは店舗が消えていました。

 そうなると,家電売り場とのコラボとはいえ,形を変えての仙台再出店ということになります。

 なお,あすと長町店は,ヤマダデンキとしても,売り場面積や取り扱い商品を考えても,県内での基幹店的な存在になりそうです。LABI仙台があの体たらくぶりですからね。仙台駅前ではとてもヨドバシには勝てんよな。

 なお,太白区内の他の2店舗については,当面存続するのでしょうが,某店の店員談では仙台南店はつぶせない理由があるようで,どちらかといえば仙台太白店の方が厳しいようでした。確かに近隣のケーズデンキに規模も入りやすさも負けているしなぁ。まだ10年程度で新しいけれど。

最初だけは渋滞に注意

 まぁ,所詮ヤマダデンキの新店舗オープンなので,そんなに駐車場がいっぱいになるのはせいぜい初売りまでの2か月間の週末中心とは思っていますが,オープン記念で目玉商品をかなり揃えているでしょうから,11月3日から6日にかけては渋滞を覚悟した方が。

 特にあすと長町大通南行きからの自動車での来店は,やまや・中央公園の交差点を右折する形になるので,ただでさえ混みがちなこの交差点がパンクしそうで心配。

 なお,通常時はわざわざ電車で来るような店舗ではないと思いますが,通勤の方用なのか太子堂駅寄りの敷地南側に歩行者が通れそうな入り口が設置されており,わざわざあすと長町大通側に遠回りしなても良さそうです。

 まぁ,長町エリアとしては,久々の家電量販店復活となります。個人的にもあすと長町に不足している業態として望んでいた家電店が出来てくれたので,あとは書店の復活を祈るのみ。と言っても,もはやイオンタウンと駅前の歯科医院の土地位しか可能性がないけれど。

アオキあすと長町店跡地が着工!

 今春に閉店していた,あすと長町大通最北端のT字路角地にあったアオキあすと長町店。くら寿司に接し,仙台市立病院東側の土地です。

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 次も商業施設であれば,居抜きで建物を活用する方が効率的でしたが,建物が除去され整地されていたということは,土地売却により住居系か事務所系だろうなぁと予想していましたが,予想通り事務所系の活用でした。

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精密機械大手のDMG森精機の地方拠点のようで,ググってみたら,全国8か所にショールーム兼ユーザー向けスクールを入れた施設を順次開設するとのプレスがありました。その中で,浜松,金沢に続き3番目の開設で,工事は来春までで,夏前には稼働するようです。

 今年の5月時点の決算発表資料から引用しますが,資料中に完成イメージも出ており,アオキが閉店した1か月後のこの時期に既にこの場所への進出が決定していたことになります。イメージパースはこの敷地の南西側からのものなので。

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 規模は2階建にしては多少階高はありますが,高さ10m以下の建物で,以前のアオキと建築面積はほぼ変わらず,高さが多少ある感じです。

 東京と奈良,名古屋の拠点から新幹線でも,航空機でも訪問しやすい場所かつ,スクールへの車のアクセスや駐車場の確保も考えて,仙台の中であすと長町が選ばれたということなのか。もともとはベッドタウンではなく業務機能の集積という目的で事業着手がなされたあすと長町としては,小規模ながらもこのような機能が立地するのは好ましいことなのかと思います。

ワールドアイシティ&野村不動産マンション着工

以前も記事にしていました,ヨークタウンあすと長町南側の好立地に建設されるマンション。タワークレーンも設置され,工事が本格化してきました。

あすと長町 2つの分譲マンションプロジェクト(2/21)

 高さ63.3mで20階建ての高層マンション。立地条件は過去記事参照ですが,シティタワー2の分譲がなんとか終了し,ダイワハウス(ヤマダ西側)の物件も完売し新規の分譲が途絶えていることから,長町駅前のパークタワーや,大通を挟んで東側の高層マンション群の中古分譲も強気の価格設定のものも見受けられるところで,注目されているあすと長町への需要はコンスタントにあり,待ちに待った新規物件になります。

 とにかく,ヨークタウンとホームセンターコーナン隣接地であり,駅に行くのに大通を渡らなくても済むというのはポイントが高すぎる。タワーマンション群の方はそれぞれ戸数が400戸前後で,住人の考えが多様過ぎて,トラブルの発生も聞こえてくるようなので,その点190戸という戸数はまだ適度に感じます。

 学区は東長町小学校と郡山中学校。長町駅から徒歩5分と,大通東側のタワーマンション群が徒歩7~8分であることから,優位性がありますね。

 あすと長町の未利用地も上述の長町駅前の3区画以外はほぼ埋まってきました。あとはTSUTAYA長町店跡地の動向に注目していきます。

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