東西自由通路の整備に合わせて商業施設、数年遅れてホテルとオフィスがゼップ&E-GATEの跡地にできるようです。他都市のJR拠点駅のような集客力の高い目玉的開発を期待する向きもあり、名古屋、札幌のような超高層ビル型のような35階建てという報道が流れた時期もありましたが、中層ビル3棟の計画に落ち着きました。
自由通路に新改札設置
あと新たな改札口が東西自由通路内に設置されるとのことで、確かに東口方面に向かう際には非常に行き来しやすくなります。ただ、違和感を感じるのは、これまで散々”東口”改札の設置を市が要望してきた経緯からして、なぜ現E-GATE(暫定のゲーセン)付近ではなく、わざわざ東西自由通路に設置するかということ。 これでは東口改札ではないよなぁと。VIVIやアンパンマンミュージアム方面に行くことを考えると、今よりましだけど、やっぱり遠回り。ヨドバシとかに行くには良いが。
JRは自前の商業施設に誘導する目的でないと、改札を設置しない傾向があったけど、新改札はまさしくJR子会社の商業施設に直結(エスパル3?)。これまでは現エスパル誘導のために東口設置を拒み続けてきたようなもの。だったら、北側の地下東西自由通路の位置に各ホームから直結する改札もあればバランスとれるけど。
ちょうど一年前に、JR東日本から発表された概要とほぼ同じで、19日市とJRとで自由通路設置費用負担の協定が結ばれ、またJRが建設する商業施設、オフィス、ホテルの概要と整備スケジュールが明らかになりました。
JRは震災の被害も大きく、大きな被害を受けた仙台駅と東北新幹線はもちろん、移設しない在来線部分はほとんど自前で復旧し、そこは頑張ったのでしょうが、常磐線や仙石線、石巻線、気仙沼線の一部など、内陸への移設が予定されている区間については、5年スパンでの復旧見通しとなっており、さらに移設区間については、自治体の都合で移設するのであれば、土地は自治体で確保してくれとのスタンスで、地元自治体としても早期復旧と将来世代の安全との間でジレンマ状態というわけで。まぁ、JRとしても復旧させても人口流出で採算が見込めないローカル線なので、移設の場合は無理して直す必要なないとのことなのでしょうが、一応首都圏や新幹線の設けで大幅な黒字会社だし、最近は利益&株主重視の姿勢が明らかで、昔の国鉄時代のように政治路線を押し付けられて経営悪化ということは避けたいのだろうね。
震災までは、東北地方のJRは東日本と独立した別会社の方がいいと思っていたが、こういう大災害になると、資金力のあるJR東日本の枠組みの中に入っていたことで、復旧が比較的迅速に進んだことになり、ちょっと複雑な気持ち。例えばJR四国規模でこのような災害に見舞われれば、会社の存続が危うくなるレベルだろう。こんな仙台駅への投資も白紙に戻っていた可能性大。
記者会見では、今回の仙台駅再整備と在来線復旧を天秤にかけて質問している記者がいましたが、2者択一の話ではないでしょう。この自由通路拡幅がらみは、もともと震災前から計画されていたものなので、JR東日本の会社規模からして、無理やり自粛させることはない。この関連開発からあがる収益が路線復旧の原資にすこしでもなるかもしれないし。。。と思ってみる。
こういう2者択一を迫るような不毛な論調って、多いなぁと。特にマスコミがその枠にはめた質問をしたがるような。「パンダ」か「震災復興」かみたいな。両方やればいいじゃん。
東西自由通路拡幅について
自由通路は、これまでの狭く圧迫感があり、雑然とした恥ずかしい空間から、広さも約2.5倍の16mに、高さも3階相当(2~4階)になり両側に店舗が立ち並ぶちょっとしたアーケード的な空間になりそうです。完成予想イラストを見ると、今の自由通路とは似ても似つかない。本当にこんなに立派になるの?と半信半疑。

相変わらず寒々しい広大な空き地が広がるあすと長町ですが、今年は、間もなく太子堂駅前にカワチ、春には北側の杜の広場周辺にスポーツドームの隣接地にゼビオの店舗とスポーツクラブ、秋にはアリーナも完成予定で、多少目に見える賑わい増加が見込めそう。